突然のお知らせで恐縮ですが…。

 この日記を閲覧してくださった皆様へ

 突然のお知らせでどうも恐縮ですが…。
 
 
 わたくし「銀鏡反応」は都合によりこの日記更新を終了することにしました。

 理由は、Twitterでも上と同じHNを名乗っていましたが、ある理由で名前を変えてしまったのと、そのTwitterにアクセスする回数がこの日記の更新よりも多くなってしまい、日記を続ける気力がなくなったからです。(ソネットで展開しているもう一つの日記もいったん閉じるつもりです)


 以上のような理由で日記を閉じることにしました。10年近く続けてきた、自分自身の分身ともいうべき愛着のある日記なのですが…。


 このあと、恐らくはウェブ上でまた新しい日記を開くかもしれませんが、その時期は今のところ、未定です。


 しばらくは、TwitterのTL上でお会いすることが多くなるかと思います。

 この拙い日記にわざわざ有り難くもコメントをくださった皆様、コメントをくださらずとも閲覧してくださった皆様、またある意味否定的なコメントを寄せられた一部の皆様、長い間本当に有難う御座いました。


 また何時か、何処かでお会いできることを楽しみにしています。

 
 この日記を暫くは、削除せずにそのままにしておきます。


 閲覧してくださった方々に心より御礼を申し上げます。

近づく陸上日本選手権…果たして誰がリオへ行けるか

 久しぶりに、「いま気になる奴等」のカテゴリーのエントリーを更新する。


 今年は、名古屋はパロマ瑞穂スタジアムで行われる陸上日本選手権。毎度のようにNHKで放映されるが、今年に限り金曜日が初日で、しかも我等長距離競技・箱根駅伝かぶれが注目の、男子10000mレースがその日に行われるのだ。

 このレースにエントリーしているのは、大迫傑。大迫は6月26日(日曜)に行われる男子5000mにもエントリーしている。他には村山謙太・紘太兄弟、鎧坂哲哉、市田孝、第六野秀畝、茂木圭次郎の旭化成勢、宇賀地強、山本浩之、設楽啓太、神野大地といったコニカミノルタ勢。

 他にTOYOTAからは山本修平、大石港与、富士通からは若手の中村匠吾、横手健が名を連ねる。

 Hondaからは設楽悠太がエントリー。大迫と同じく5000mにも名を連ねている。


 設楽はこの間のPayton Jordan invitation 10000mで、足の肉刺(マメ)が破れて22位に終わり、大迫に敗れたのがよほど悔しかったのだろう、傑と同じように二つの種目で勝負する算段らしい。彼ら2人以外では鎧坂哲哉や市田孝、村山紘太、DeNA・上野裕一郎らも5000mと10000mの両方にエントリーしている。

 既報のように今年は数人を除き、誰もリオ参加標準記録突破を為しておらず、ゆえにこの100回記念の日本選手権が標準突破の最後のチャンスとなる選手が多い。

 またこの大会には高校生もエントリーしている。学法石川高校・遠藤日向(3年)は男子1500mに堂々と名を連ねる。将来有望なこの若者、果たして期待に応えられるか。

 そして東洋大学・服部弾馬とその兄、TOYOTA・服部勇馬が2人そろって5000mにエントリー。うぅ~む、どちらかが10000mに行ってもよさそうに思えるが…兄弟愛からなのか、2人して5000mに挑むつもりのようだ。

 兎にも角にも、毎年、何が起こるかわからないこの日本選手権。100回目を迎えた今年も驚きの「大どんでん返し!」があるような気がしてならない。


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 掲載した画像はフォローさせていただいた方からの拝借画像です。m(__;)m


本日は晴天なり…。

 昨日まで(6月10日)のぐずぐず天気が、今日は嘘のように晴れ渡っていた。

 ピーカンの空には、ががっと真夏?の太陽が照っていた。

 一気に洗濯と風呂水の取り換え、トイレの掃除を済ませた。

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 英国女王が90歳の公式誕生日を迎えられたそうな。長い在位期間のうちに本当に世間ではいろんなことが起こった。

 ビートルズ結成と世界デビュー、ジョン・レノン暗殺、フォークランド紛争、北アイルランドとの問題、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の世紀の結婚。そしてそのずっと後の離婚、パパラッチに追われた挙句の自動車事故でのダイアナの死去、その忘れ形見の王子ウィリアムがキャサリンと結婚し、ジョージとシャーロットという愛らしいひ孫の誕生…。1952年の即位以来、激動に次ぐ激動の歴史を生きてきた女王。まさに世界戦後史とともにあったといっても言い過ぎではあるまい。


 ジョージとシャーロットという兄妹の誕生は、この英国王室の家系が未来へとつながれたことを確約するものでもあった。

 翻ってわが日本の皇室は如何か?高齢化という現象がこの皇室すら覆いつくしている現実に、何時までも宮内庁などが旧態依然とした意識でいていいのだろうか?

 秋篠宮家の悠仁さまが皇位を継がれるか否かは、この先皇室自体がどうなるかにかかっているのだが、不測の事態が起こった場合、皇位継承は如何なさるのか。この先もうそろそろ、女性の皇族が皇位を継いでもいいだろう…という考えに変わらなかった場合、この皇室も一般社会の高齢化と一緒に衰えていくだろう。…と、考えるのは私だけではないかもしれない。

また、Twitterの代わりに…ここんところの所感。

 北海道の山奥で、両親にお仕置きとして置き去りにされた7歳少年がほぼ一週間ぶりに当地の自衛隊演習小屋で発見。

 既報の如く行方不明になった当日にこの小屋に入った後、じっと動かず水だけで1週間を生き抜いた。たまたま演習小屋を整理しようとやってきた隊員によって無事に発見された。少年は脱水症状があるものの比較的、しっかりしていて元気だという。
 今日の夕方、日テレ「バンキシャ!」の速報で、この両親が虐待の疑いで児童相談所に通告されたとか。米国では子供を家において置くだけでも「虐待」とされ逮捕の対象になってしまう。報道ではこの事案を受け、日本でもしつけについて考え直さないといけないことになった、と言っているが、そうは言うものの、はて…どう見直せばいいのか分からなくて迷う親御さんもきっといることだろう。
 兎にも角にも、子育ては紆余曲折と試行錯誤の連続。子供が人並みに成長し自立するまでは何とか社会に適応するよういろいろと苦労して自分たちの言うことを聞かせようとしたり、自分でできることはできるようにするべく様々な方法を試みたりする。
 そうしていくうちに、子供は自分で生きるすべを身に着けていくと思われがちだが、親が子供に対して至れり尽くせりをした結果、真の自立のチャンスを逃し、所謂「引きこもり」になり家族へ負担をかけ続ける厄介な存在になってしまう。中にはとんでもない犯罪をやらかしたりする場合もある。
 ストーカー行為や弱者支配など、常人には信じられない猟奇的犯罪を起こす人間が増える原因は、彼らの親が愛情のかけ方のポイントやらを見誤ったところにあるのかもしれない。
 とかなんとか書いているわたくしも、目下独身で子なしの身である。そんな私が今回の事案で「育児が如何の斯うの」と言うのは場違いに思われるかもしれない。でもやはり子育てには愛情のかけ方のさじ加減が必要で、それが実は案外、微妙なものなのかもしれないと、僭越を承知で言わせて頂く。
 子供に愛情たっぷりかけていた、と思ってたのが実はただの自己満足に過ぎなかったとか、放任主義、と思っていたのが実はこれまた本当の愛情からだった、とは子育て関連の話を見聞きしているとよく言われることで、そのたびにこう思う。↓
 「嗚呼、一人の人間を立派に育てるのはまさに試行錯誤の連続で難事中の難事でまさに聖業というべきだろう」

Twitterの代わりに。~日々雑感~

✧昨日「笑点」の生大喜利。なんてったって50年間出づっぱりだった桂歌丸さんが司会を勇退するというので、家人と夕食を食しつつTV画面を見つめていた。大喜利の最期に三遊亭小遊三さんがかましたギャグ「歌丸師匠…抱いてください」で(爆)(爆)。

✧赤ちゃんの出生率が5年ぶりの増加とや。TVのニュース番組では21年ぶりに上昇、とあった。出生率が上がったのは善い傾向だ。願わくばその分だけ子供が健全と言うか、自分らしくのびのび育ってほしい。ドンナ子にもその子なりの「使命」と言うか、存在する意味が(本人が自覚していようがいまいが)ある筈だから。
✧アイドルがトチ狂ったファンに刺されて目下意識不明とや。何とか無事に回復してほしいことを願うばかりだが、執拗で粘着的になりやすい人間は、だいたい普段から人との付き合い、コミュニケーションをほとんどしない非社交的な類いの場合が多い。
✧交流がないからどうやって他人と繋がっていいかわからず、アイドルなど自分が好意を持った者に対しての場合、ついつい執拗になり、やがてストーカー化する。当然相手は不愉快に感じ、徹底的にその人物を嫌い、そいつとの接点を断つ。こいつの場合アイドルに手前のTwitterをブロックされたことから怒り狂い犯行を決意したとされている。
✧お粗末なのは警察の相変わらずの対応だ。ストーカーが動きを見せないと「危害を加える恐れがない」とみなしてしまい、ついつい見逃してしまう。それが結局悲劇につながるケースが多い。今回のケースもまさにそれであった。ストーカーはどんな奴でも隙あらば必ず相手に取り返しのつかない危害を加え、最悪その命を奪うものだと、警察もしっかり認識すべきではないのか。
✧警察は、ストーカーは全員が殺人鬼と化すのだと認識し、逐一その動きをチェックし、悲劇を未然に防ぐべくそいつが仮令何もしなくても被害者の命を守るために身柄を確保し、絶対に被害者に近づかせてはいけないのだ。
✧沖縄の女性殺害死体遺棄事件といい、上に述べた一件といい、何れも己の欲望をコントロール出来なくなった人間がそのまま暴走した最悪の結果である。人間は一度欲望のコントロールを失うとあとはただひたすら暴走する。それを未然に止める為に、警察は何時弱者を食い物にするかわからない者の悪行を見逃してはならない。
✧その沖縄の殺害遺棄事件。何故現地の女性ばかり狙われ殺されるのか。いろいろ理由はあるだろうが、思うに一つにはやはり米軍基地のまわりにあったと思われる『風俗産業』を地元当局が潰し過ぎたことが関係しているのではないか。風俗をなくした結果、欲望を解消しきれなくなった米海軍の軍属たちが素人を襲うようになったのではないか…。決定的な理由とは言えないが、このことが今回の事件を含む、米軍属による一連の女性への犯罪の大きな要因の一つになっているように思える。
✧巷に流行る『長生きできる食事』とか「各種サプリメント」。いつも思うのだが…体にいいと言われている食事を続けてもポックリ早死にする人もいれば、日がな一日ジャンクフードを食いまくっても80歳ぐらいまで長生きしている人もいる。丁度喫煙しない人でも若くして亡くなる人もいればヘヴィースモーカーでも100歳まで長生きする人もいるのと同じように。
✧何でもかんでも『健康志向』で長生きできる食事をとったとて、みんながみんな文字通り「長生き」できるとは限らないと思うのだが…ねぇ。
✧もうじき梅雨。新緑が愈々その色を深く濃くするこの時期、巷に咲く花の色は変わり、来たる時にもっとも輝く花たちの季節が、やってくる。(終わり)

2月のロングディスタンス祭り。

 2月も長距離の話題が尽きない。明日(2月28日)の東京マラソンを始め、箱根駅伝で鳴らした選手たちも含めた陸上エリートたちが出場するレースが相次いだ。

 まずは、2月14日に行われた千葉クロスカントリー大会X-RUN CHIBA 2016。これは第1回全国中学生クロスカントリー大会、世界大学クロスカントリー選手権代表選考会を兼ねている。ここでは、世界大学クロカン選考男子12kmの部を取り上げる。

 箱根駅伝で活躍した健脚の勇者たち、西山雄介(駒澤大学)、上田健太(山梨学院大学)、町澤大雅(中央大学)など今年の箱根を沸かせた男たちを始め学生たちが多数参戦。結果は西山がトップでフィニッシュ。藤色のエースの好走が光った大会であった。

 ちなみに今年の千葉クロカンは、去年とは打って変わって好天に恵まれた。春を思わす日差しの中、クロカン特有の高低差の激しいコースを、中学生から大学生までの若き精鋭たちは懸命に攻略し、それぞれ結果を残した。

 こうして若者たちは世界で勝てるだけの力を(本当ならば)つけていくのである。“本当ならば”の語が(カッコ)付きなのは、日本陸上界にありがちな「忍耐」「努力」「根性」を過度に強調した練習のおかげで故障したり体調に異変をきたしたりして、実業団に行く頃には「世界の舞台に立てなくなった」選手ばかりが増え、真の意味で世界とやりあえて勝てる選手がなかなか出てこないからである。

 確かに忍耐・努力・根性は大切だが、それだけ強調しすぎの練習には、平成生まれの選手は最後までついて行かれないだろう。

 また一人一人がどんな資質を持っているのか、指導する側は見抜かなくてはならない。その人の資質にあった練習メニューを考え実践することで、故障する者や怪我人も減らせ、最終的には世界で勝てる力ある選手が育成できるだろう。

 お次は21日に行われた熊本城マラソン/金栗記念熊日30kmロードレース。これに大学3年の時以来3年ぶりに出場した男がいる。

 彼は当時、学生新記録をマークしたが宮脇千博(TOYOTA)等に勝てず悔しい思いをした。当時を振り返り彼は「あの時はついていくだけのレースだった」(趣意)と語っていた。

 当日、「序盤からガンガン攻めていく」(同)と彼は今回に賭ける思いを語った。そして、いよいよ号砲。

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↑序盤から攻めの走りだった設楽啓太。
(東洋大→コニカミノルタ)

 啓太は上の画像のように焔と燃える闘志を面(おもて=顔面)ににじませながら、7km地点あたりから2位以下に影も踏ませぬ快走を見せ、01°30′45″の好成績で優勝した。

 コニカミノルタで設楽と同僚の菊地賢人も01°32′09″とこちらも好成績で4位入賞を果たした。

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↑4位と好走した菊地賢人。(明大→コニカミ
ノルタ)

 彼等の他に学生も出場。口町亮と櫻岡駿。(共に東洋大3回生)

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↑㊤は口町亮。㊦は先輩の設楽に追いつか
んとする櫻岡駿。

 啓太が長距離のレースでトップで勝ったのは、何か月ぶりであろうか…。思えば昨シーズンは怪我と故障で苦しみぬいた啓太であった。その間に弟・悠太がトラックやロードで活躍し、確かな結果を残してきた。兄としても何とかしたくて焦ったこともあったろう。

 然し、そこは優秀な陸上選手、逸る気持ちを抑え、焦る思いをも乗り越え徐々に走りを復活させていった。そしてこの2月21日、遂にこのロードレースで勝利の栄誉を手にしたのであった。レース後のインタビューで彼は「意識が変わりました。次につながる走りが出来て
嬉しいです」(趣意)と語っていた。闘志をぎらつかせない、優しげで柔らかな雰囲気は大学時代からホトンド変わっていない。ただ、TwitterのTLに上がってきた啓太の画像を見るとあどけなさの抜けなかった学生時代とは違い、一段と大人の顔つきに近づいていた。

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↑アップする啓太の姿。

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↑7kmあたりから先頭に抜け出す。ちなみに
今回は東洋OBと現役が奮闘していた✧

 更に今日は福岡海ノ中道公園でクロカン日本選手権が行われ、市田孝(旭化成)が優勝。神野大地(青学大)は2位。茂木圭次郎(旭化成)が3位。服部弾馬(東洋大)は5位に終わった。
 

 明日(2月28日)は東京マラソン。弾馬の兄・勇馬や青学軍団が参戦し、世界的実力者たちの居並ぶ闘いにどこまで肉薄できるのか、楽しみと言えば楽しみで、心配と言えば心配な私。





2016年元初の駅伝祭り。

 希望に満ちているようで、実は新たな不安を抱えながらの、2016年の夜明け。「あけおめ!ことよろ!」もとっくに過ぎ去り、今は2月に入った。

 さて、年初の駅伝祭りは、全日本実業団対抗男子駅伝(ニューイヤー駅伝)から始まった。連覇のかかるTOYOTA、王座奪還を虎視眈々と狙うコニカミノルタ、そしてエース・設楽悠太ら有能な若手を擁し初優勝を期すHonda。この強豪3チームの、文字通り三つ巴の闘いが予想された。

 しかし!ふたを開けたら、王座奪還を期していたコニカミノルタにアクシデントが…。2区インターナショナル区間をアフリカ系ランナーが多く走っていたところへなんといきなり黒いトイプードルが飛び出した!

 リードがないように見えたそのトイプー、運悪くコニミノのポール・クイラがつまずき、脚を痛め、遅れをとってしまった。これが最終区間まで響き、コニミノは王座奪還ならず、2年連続で2位に終わる。

 このNY駅伝で最も光り輝いたのがHondaチームで華の4区を走った設楽悠太(24)。周知のようにコニミノ設楽啓太の双子の弟である。この男は昨年も兄に先行されつつも次々とライバルを抜き去り区間新をマークした、

 (おそらく)この男、Hondaチーム始まって以来の超俊足ランナーだ。その悠太が今年もやってくれました!!!!!!ヽ(´▽`)/=3=3;:゙;`(゚∀゚)`;:゙ 

 なんと昨年に続き連続区間新!タイムは01°02′45″!

 と、きたもんだ(*^ー゚)bグッジョブ!!

 これで彼は第88回箱根駅伝・復路7区で01°02′32″と今もまだ塗り替えられていない(2016年2月2日現在)区間最高記録をマークして以来、立て続けに4度区間賞を獲得した。

 まさに「平成の区間新・区間賞男」と言ってよいであろう。

 然しHondaの悲願たる初優勝は今年もお預け。優勝はTOYOTAが勝ち取った。愛知は遊学館出身で1浪してまで早稲田に入り、山の5区を走りぬいた熱い男・ルーキー山本修平がアンカーを務め、見事にフィニッシュテープを切った瞬間、TOYOTAチームは爆発的な歓喜に沸いた!かくしてTOYOTAは昨年に続いて連覇を為したのであった…!!!

Cx3ztaku0aacejg←2年連続で区間新をマークしたHonda・設楽悠太。(東洋大出身)

 翌2日・3日は92回目の箱根駅伝。これもまた連覇を目論む青山学院大学、リベンジを期す東洋大学、9年ぶりの優勝を狙う駒澤大学。鮮緑vs鉄紺vs藤色のこれまた三つ巴になるやと思いきや…。

 なんと1区を走った久保田和真(4年)が18kmあたりで抜け出してからライバルに影も踏ませぬ全区間1位で通過し、見事な逃げ切り勝ち!

 総合タイムも前年に次ぐ最高記録10°53′25″!1977年の日体大以来39年ぶりの往復完全優勝を成し遂げたのだった。昨シーズン相次ぐ怪我で苦しんでいた山の覇者・神野大地(4年)が途中腹部の『差し込み』で苦しみながらも5区をしっかりトップで走りきった。尚5区で区間1位になったのは日大のダニエル・ムイバ・キトニー(4年)。

 連覇を為すのは難しいとよくいわれるが、TOYOTAと青学はそれをやってのけた。青学にいたっては往路1区から復路アンカー10区まですべてトップで通過し、2位に終わった東洋大との差は07′11″。

 青学鮮緑(フレッシュグリーン)兵団の鉄桶の如き結束よりくるパワー爆発(!)の前に東洋鉄紺騎士団は屈した。悔し涙に暮れる鉄紺騎士たち。然しこの屈辱を忘れることなく、メンバーは皆して雪辱を誓い合った。

 鮮緑のアンカー渡邊利典が大手町で一番最初にフィニッシュテープを切った時、メンバーは、まるで強く降ったペットボトルから勢いよくプシュー!!と飛び出すコーラのように喜びを思いっきり爆発させた。原晋監督が「ハッピー指数300%だ!」と豪語したのは記憶にいまだに新しい。

 この完全優勝により、青学はチームの人気を不動のものにしたと同時に、箱根駅伝そのものの人気もさらに(3倍?)アップさせたことは最早疑いようがない。しばらくして青学は優勝記念パレードを執り行ったという。

 思えば昨年、伊勢路の闘いで鉄紺に大差で敗れた(2位ですけど)時から青学は結束を固め、何が何でも大リベンジを箱根で為すのだとの思いをみんなで強め、鍛錬を重ね、箱根本番に臨んだ。その甲斐あって彼等は持てるパワーをみんなで出し切って、'77年以来全区間1位で39年ぶりの完全優勝を成したのであった。

 そのあと、1月24日の都道府県対抗男子駅伝。おりしも超強烈な大寒波襲来ゆえのドカ雪による中止が心配されたが、地元広島の皆さんが路上に融雪剤をまくなどして開催にこぎつけた。埼玉の連覇が予想されたが、ふたを開ければ愛知が5区あたりから快走して6区・7区でトップに立ち、そのままフィニッシュした。前年には女子も優勝を遂げており、これで愛知はアベック優勝に輝いた!

 愛知のアンカーはこの時もTOYOTAの山本修平である。これで彼は2つの大会で栄光のテープを2度も切った功労者になった。

 最後にこの都道府県対抗男子駅伝で復活!の走りを見せてくれた人物の画像を載せる。この人物である↓

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↑昨年は不調と故障に苦しんだ設楽啓太が、
このひろしま駅伝で復活の走りを見せた。

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↑今回は出場しなかった弟・悠太(左)と。

☆使用した画像はフォロワーさん、またはフォロワーさせていただいている方からの拝借画像です。(クリックすると拡大します。拡大しないものもあります)


伊勢路の襷レース・鉄紺騎士団がフレッシュグリーン兵団を退け勝負を制し初優勝!

 本日(11月1日【日曜】)に行われた、秩父宮杯第47回全日本大学駅伝対校選手権大会。今年は始まる前から、駒澤大学の大会5連覇(なんと前人未到!)がかかっているといわれ、また、青山学院大学の出雲に続く連勝(つまり青学にとっては伊勢路初優勝もかかっていた)が、世間の駅伝ファンの間で話題になっていた。 

 当日まで、そんな予想に沸いていたが、いざレースが始まると、下馬評や予想とは全く違った展開が待っていた。

 スロースタートで、中盤過ぎまでなかなかスパートを仕掛ける者が出てこなかった1区。先頭集団は暫く団子状態が続いていたが、中盤で早稲田1区中村信一郎(4年)が仕掛けて先頭に立つも、終盤近くになり服部勇馬(東洋大・4年)が渾身の力でスパートし、先頭集団を離しにかかると、第1中継所で待つ弟・弾馬(同・3年)にトップで襷パスした。

 弾馬は兄からパスされた、鉄紺の襷と心意気を胸に、青学・小椋裕介、駒澤・工藤有生(なおき)らを置き去りにする展開で先頭を走り、やはり終盤近くで鬼のような力走でスパートして完全にトップに立ち、3区を走る口町亮(3年)に襷パス。口町は出雲路で見せた区間賞級のワイルドな走りを見せて、青学田村和希らを寄せ付けることなく4区櫻岡駿に襷パス。

 この時点で東洋は、勇馬・弾馬・口町の3人が区間賞に輝くほど、伊勢路のレースを自らの独壇場にしていた。4区櫻岡駿にとって気を付けなければならぬ相手は青学で4区にコンバートされた久保田和真。しかしその久保田に並ばれるも、これまた終盤で久保田を突き放しトップで襷を5区高橋尚弥にパスした。

 この時点でも東洋は1位をキープしていたけれども、まだまだ油断ならない。5区高橋もすぐに青学5区下田に並ばれ、抜きつ抜かれつの展開を繰り返して第5中継所に2人ほぼ同時に飛び込み、襷パス!

 東洋の6区は野村峻哉、青学は渡邊心。野村も中盤あたりで渡邊に並ばれる展開。抜きつぬかれつ、両社粘りのレースになるも、ラストは野村が執念のスパートを決めて渡邊を突き放し、トップで7区堀龍彦に襷パス。

 堀は青学・橋本崚(りょう)とこれまた抜きつ抜かれつのデッドレースを繰り返した果てに橋本をドンドンドドドン!と突き放し、トップで第6中継所で待つアンカー・上村和生(4年)に襷パスした。

 青学のアンカーは、怪我から復帰してまだまだ間もない、3代目山の神・神野大地主将(4年)。レース前には「突き放して勝負を決める」と不敵な発言をしていたが、果たして?

 堀からもらった襷と心意気を胸に、トップを快走しだした上村。対して神野は、中盤近くに入ってもペースが上がらない。それをしり目にどんどん前を行く上村。この時点で、鉄紺の総大将たる指揮官は、勝利を確信したであろう。仲間から継いできた鉄紺の襷と勝利への執念、そして誇り高き鉄紺騎士団の心意気をしっかり胸に抱いて、まだ顔に愛らしさの残るこの青年は、最長区間の先頭をひたすら走った。

 度会橋のあたりに差し掛かってもそれは変わらなかった。神野のペースが如何しても上がらない。沿道の声援を聞いて少しは息を吹き返すも、最早この時点で逆転は、彼にとって難事中の難事となった。。。ちなみにフィニッシュ地点では神野のおばあちゃん…白鷺の姉御が、横断幕をもって孫の大地が先にフィニッシュを決めるのを心待ちにしていた。

 こんな風に東洋と青学が懸命な闘いをしているその後ろで、駒澤アンカー大塚祥平(3年)がディフェンディングチャンピオンチームのランナーにふさわしい力走を見せ、神野の後ろに迫っていた。中継放送を見ながら、去年の箱根で初めて見た時はあどけなかった大塚の顔が引き締まっていることに気づいた。

 そういえば東洋に居た設楽兄弟も、1、2年の頃はまだあどけなかったが、3年4年になって、急速に精悍になり、引き締まった面相になった。といっても彼等は今もまだまだカワイイけどね。

 …考えてみれば駅伝ランナーというのは激戦に次ぐ激戦を繰り返す中で、どんどん顔から幼さが薄れ、精悍なアスリートらしい顔になっていくものなのだろうなァ。

 度会橋を過ぎて、最後の難所、上り下りにさしかかり、それを乗り越えたあたりから、上村はギアを切り替え、いよいよ勝利確定の為に、後ろの神野を引き離しにかかっていった。ちょっと前まで小さく見えていた神野の姿が、皇学館の前あたりから完全に見えなくなっていた。最早これで勝利は完全に確定した…!さぁ、あとはフィニッシュ地点目指して力走あるのみ!

 そして…!上村がグリコポーズをしながら手を振りフィニッシュ地点に入り、テープを切った。

 東洋大学陸上競技部男子長距離部門--鉄紺騎士団が、柏原竜二や設楽啓太&悠太らが如何しても為せなかった伊勢路での初優勝を決めた瞬間だった。

 チャンピオンインタビューで鉄紺騎士団の総大将たる監督・酒井俊幸氏は「柏原、市川、設楽世代…彼らの悔しさが…勝たせたと思います」と感極まっていた。それをTVで見ていた私は思った、

 「腹の底から、本当に悔しい思いを重ねてきた挙句の伊勢路初勝利だったのだなァ」。

 2位で入ってきた青学。悔しい悔しい準優勝…。メンバーの顔から笑顔は消えていた。レースが終わった後のミーティングでの神野は俯いて悔しさを唯只管かみしめていた。

 「この借りは、きっと箱根で返して見せる」…伊勢路初優勝のかなわなかった青学フレッシュグリーン兵団は、きっとみんな、こう決意していたのに相違ない。

 3位はディフェンディングチャンプの意地を見せた駒澤大学。大塚が渾身のゴールを決めて3位に滑り込むも、5連覇はかなわず…。5回勝ち続けるのって藤色軍団でも容易ではなかったが、やはり中村山の抜けた穴がまだ埋まりきってなかったのであろうか…。

 兎にも角にも、近年まれにみるといった感じのすさまじい、展開の見えないレースとなった今年の伊勢路。

 そして次はいよいよ箱根のクライミングつき地獄レースだ。

 2位に敗れた青学フレッシュグリーン兵団が、その箱根で捲土重来を期して死にもの狂いの闘いを見せるのか、東洋鉄紺騎士団が今回に続き逃げ切り大作戦を決めて連勝するのか…。そして駒澤藤色軍団が、8年も箱根勝利から遠ざかっているのをひっくり返して久々の勝利の歓喜に酔いしれるのか…そして早稲田、明治、東海、日体大、順天、中央、日大と言った伝統校の復活はあるのか?

 来年の正月も、胃の痛む展開になるやもしれぬ…嗚呼。

 

ハロウィーンよりも、伊勢路の襷レースを気にする私。

 ついに明日、11月1日(日曜日)に全日本大学対抗駅伝の号砲が鳴る。

 我らが東洋大学---鉄紺騎士団には、何としても今年こそ、初優勝の栄冠を勝ち取りたいと強く願うものである。

 先日、その鉄紺騎士団の、全日本での区間エントリーが発表された。

①服部勇馬

②竹下和輝(→服部弾馬の可能性あり,のち弾馬に決定)

③口町 亮

④牧浦聖士(→櫻岡 峻にエントリーチェンジ)

⑤高橋尚弥

⑥野村峻哉

⑦堀 龍彦

⑧上村和生

 弾馬は補員に入っているが、今日の(もう終わったかな?)区間エントリー変更で②竹下の区間に入るかもしれない。(のち最終エントリー発表では②を弾馬が走ることに。④は牧浦から櫻岡にチェンジした)

 昨日行われた伊勢路のレースの監督記者会見で、駒澤藤色軍団を率いる名将・大八木弘明氏や、今や飛ぶ鳥落とす勢いのフレッシュグリーン軍団・青山学院大学監督の原晋氏らとともに出席した、東洋大学監督・酒井俊幸氏は

 「二人の兄弟エースに頼りすぎないようにしたい。出雲の時よりいいメンバー構成ができたと思う。弾馬はメンバーエントリーから外してあるが、使うつもり。ポイントゲッターになると思うので、使うところで先頭に立てるようにしたい」旨を述べた。

 青学の原氏は「攻めのレースで『アッパレ』と言われる展開をして見せます」旨を述べたがそのあとの『お風呂の話』で、その原さんが「選手はいい身体で惚れ惚れ♡♬」なんて述べたのをTwitterのTLで拾い読みして「おいおい…(゚ー゚;」と思った(爆)。

 名付けてアッパレ大爆走作戦(爆)。なんだか某局のヴァラエティトーク番組のタイトルみたいやないけ!(;^-^)おもろいなァ…相変わらず。

 しかし今度こそは鉄紺騎士団も、藤色軍団も、明治の紫紺師団も、東海スカイブルー軍団も、今イケイケの青学フレッシュグリーン軍団の勢いにブレーキをかけたがっているのがTLからも伝わってくる。

 果たして、今年の伊勢路は、青学の出雲路に続く連勝で文字通り3冠に王手をかけるのか、それとも藤色が4年連続トップで勝利の栄光に輝くのか、はたまた鉄紺が彼岸の伊勢路初勝利を遂げるのか、紫紺が久々の栄光を手にして歓喜の渦に沸くのか、スカイブルーがこれも久々の勝利をつかんで歓喜に浸るのか。

 すべては明日、決まる。諸君、心して号砲を待て!

夏から秋へ…トラックからロードへ。。

 8月22日~27日に行われた世界陸上で、日本の男子長距離陣をはじめとする陸上界はわずかに女子選手による銅メダル1個という、惨めな結果に終わった。

 その中で最もつらい思いをしたのは男子長距離で10000mに鎧坂哲哉、村山謙太(双方とも旭化成)とともに出場した設楽悠太(Honda)。なんと2週以上周回遅れを経験してしまう。自分でもこれは初めてというような、自滅的な結果であった。

11887836_737278906417874_6←ファラーやラップのレヴェルに追いつけなかった設楽悠太。

 悠太はレース後のインタビューにこのような旨を語った。…世陸の独特の空気に呑まれ、自分の持てる力を出せなかった。鎧坂や謙太も同じような旨を語ったという。

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 かくて、この時の悔しさを深く胸に秘めて、悠太は帰国の途に就くや、すぐにアメリカで強化練習に参加。世陸の参加メンバーから外れた兄の啓太とともに懸命に、己の走力と意思を立て直すべく、鍛錬に勤しんだ。

 そして帰国後第1回と思われる全日本実業団陸上競技選手権で、悠太は5000m2組に出場した。前々日の10000m3組で啓太がなんと周回遅れ(双子ゆえに同じことをやってしまうというわけでは、決してない)になってしまい、弟よりも臍を噛むほど悔しい思いを味わったであろうだけに、我々は弟のレースの行方に気に一抹の不安を抱いていた。「若しかして、悠太も周回遅れになってしまうのでは…」。

 悠太はしかし、そんな我々の不安を払しょくするかのように、終始先頭集団にいて、前に居る相手を抜くべき機会をうかがいながら走っていた。この時、先頭に居たのはデヴィッド・ジュグナ(ヤクルト)。その次が中村匠吾(富士通)、高橋優太(DeNA)と続き、設楽悠太は4番手。ジュグナと中村がトップで競い合い、その後ろで高橋と設楽が2位3位争いを繰り広げていた模様である。高橋と設楽は互いに競ったが、やがて高橋が設楽を突き放し、3位に。

 ジュグナがトップでフィニッシュし優勝。続いた中村は2位で日本人トップに。3位に高橋、そして4位に設楽悠太である。周回遅れもなしに13分台でフィニッシュした悠太ではあったが、この結果は13分台といっても後半(50″台)である。だから今度は5000mでPB更新に再び挑戦し、ついでに10000mのPB更新で世陸のリベンジを図りたい考えになっていることであろう。

 啓太の怪我の様子も非常に気になるが、悠太のリベンジにまずは期待したいところだ。彼は決して世界への挑戦を諦めてはいまい。あの時の世陸での、陸上界の惨敗は、ひとえに陸連の世界への、対応を誤ったところからきている。もはや世界は日本のレヴェルをはるかにはるかに上回るところまで進化をきたしている。

 そのような中で、悠太も含め若きランナーたちが如何にしてそのレヴェルまで到達することができるか。すべてはコーチング次第とも言えるし、また本人の意思次第でもある。

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